2008年9月23日火曜日

京都




京都を目的に行ったわけではないが、
これも人に会いにいかねばならなかった途上で、
暇があって京都の街を三時間ほど歩いた。
街は修学旅行の学生やらで混雑している。
前日まで台風だったらしいが、空はすっきりと晴れていて、
青空が心地いい。
人ごみのなかにいるのはせわしなく感じられ、
特に理由もなく、祇園でバスを降りて、
寺の敷地が広がって続いていくのを人を避けて歩いていって、
行き着いたところには、日本で三本の指に入るという、
知恩院の鐘があった。
その辺りに喫茶があって一人だけの
とても静かな空間にいられて落ち着く。
物理的な音の大小で計れる意味でのものでない、
これだけの静けさというのはあまりないように思う。
喫茶の人と話していると、京都はやはり秋の紅葉の
時期に客入りがもっとも多いらしく、夏は暑さが厳しく、
ゆっくりするなら冬がよろしく、また秋にくるのであっても、
泊まりできて、早朝に出かければ人も少なくてよい、
とのこと。
それで最後に「見るところだけはたくさんある街です」
と言ったのが印象的で、祇園でなくてもどこにでも
見るべきというものがあって、歩けばそこに歴史がある。
とはいっても一人旅行はやはり味気なくて
僕はあまり好きでない。
感じたことを言葉にしてはじめて何かであるときに、
一人であるというのはいくらカロリーを摂取しても
吸収せずに排出してしまうのに似る、
と思ったりするが、まあ、いいかそんなことは。
短歌をつくろうとするが、京都にいては逆にできない。
それでかオチのない話になってしまった。

2 件のコメント:

匿名 さんのコメント...

京都いきたい。
修学旅行で行ったが、
へそ曲がりなので団体行動しても何も見ない。
制服着て歩いても、何も面白くない。

たぶん今行っても、見るべきものは敢えて見ないようにしてしまう気もするが、
見たいものもあるのだよ。
ひたすら吸収したい時期ってあるのだよ。

Hiroshi Tanioka さんのコメント...

交通費もバカにならんからねー。
なんとかちろりとは見たけれど。