アートをビジネスにしようと思っている。
これは結果論である。
端緒はもっとプリミティブに学芸活動全般に対する敬意があるし、
それは僕自身が小説を(片手間になりながら真剣に)書いているということにもある。
ともかく今はここまでに留める。
それで少しずつマーケットの状況を調べ始めていて、
自分の頭の中で描かれつつあるモデルの必要性、妥当性、発展性に
ついて、より具体的に考えるようにしている。
今日は、ART FAIR TOKYO という国内で最大らしいアートフェアに行った。

道中、このアートフェアにも出展していたギャラリスト・吉井仁実(男だった)の
「現代アートバブル」を読む。
アートフェアには国内から100を超えるギャラリーが集まっていて、
アーティスト本人も何人か来ているようだった。
僕は美術について、知識も触れた体験も皆無に近く、
もちろん絵を描く技術もなければ、絵描きもと会う機会もほとんどない。
自分自身、絵を買ったこともない。
絵の価値 - もちろんMarket があれば、Priceもあり、単なる感覚ではなく、
経済学がある - について全くの無知の人間が、飛び込んでいっても、
買い手にも売り手にも全く相手にされないのではないか・・・
という不安がよぎる。その不安は当然のものだし、
居直っても仕方がない、明白なWeekness である。
しかし、アートフェアを異邦として探索しながら、だからこそ、
僕だからこそできる、アート・マーケットでのビジネスがあるように思い始め、
「現代アートバブル」はその直感を後押ししてくれた。
僕が空想しているものと類似のサービスはないこともないが、
どれもまだ真新しく、明確に成功しているものはなさそうだし、
何よりアートをわかる人間がわかる人間に対し提供する
クローズドなサービスであるに留まっていると思う。
ま、新参者だから新しいことができるなんていう甘っちょろい妄想は、
底の浅さと完成度の低さが露呈して、評価を受ける前に自滅する
というのが常ですけれど。
詳しくはまた別の機会に。
「現代アートバブル」は面白かったのでご興味ある方は一度ごらんになって。

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