2008年9月17日水曜日

贅沢の楽しみ

昨晩は天ぷらじゃった。
恵比寿駅から、案内されるままに入った、
銀座に本店があるという天ぷら屋は、
白木のカウンターだけの小さな店で、
目の前で揚げたのを、皿に置いてくれる、
いかにも高級そうな雰囲気である。
これでまずいわけがない分、
滅多にこれそうもなく、わくわくする。


海老、魚(キスとかそういうのだった)がいくつか、超うまいアスパラガス、冥加(写真はこれ)、玉ねぎ、明石のが一番旨いという穴子、
もうこれで十分腹はいっぱいだけれど、
勧められるまま、鱧と舞茸を食って、
いずれもうまい。
最後はかき揚げの茶漬けを食って締める。



それで時計をみたら一時間半しか経っていない。
素材の味を楽しむのが天ぷらなんだと、
この店でごちそうしてくださった方はおっしゃる。
ミシュランが日本の料理屋を格付けして一時話題になったが、
天ぷら屋はことごとく一つ星だったらしい。
素材の味を楽しむ贅沢をしらないでは、
このような調理も食い方も理解できまい。

それで話は究極に旨いものはなんだったかということになって、
スイスの「ビュントナーフライシュ」という乾し肉が、
絶品であったと教えてくれた。
スイスの高原で1~2年かけて乾燥させてつくるらしく、
日本に持ってきても湿度も温度も高すぎてすぐに痛む。
わざわざ日本にいながらスイス料理屋で無理をして、
これを食べなくてもスイスの郷土料理だから、
現地にいけばいくらでも旨いのが食える。
しかし、どこにいようが、何を食おうが、
味わうのには、自らの舌と胃袋を用いるほかなく、
それで食は贅沢の極みのようになって人々を魅了する。

にしても何がうまかったかなあ。魚はもちろん旨いんだが、
アスパラガスと、舞茸がうまいと思った・・・笑

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