2008年11月15日土曜日

マスコットキャラクターから見る知財戦略

千葉国体のマスコットキャラクター「チーバくん」。
ちょっと見てみてほしい。



名前も国体の期間限定キャラクターの割には、威風堂々としていて斬新だが、そのカタチは、さらに異形である。

地方キャラクターというとひこにゃんが有名で、チーバくんもそれにあやかった二番煎じでしかないと思うかもしれない。
しかし、後発には後発の強みというのがあって、ひこにゃんは、デザイナーの想定していなかった姿勢や特徴を勝手に作り上げたため、著作者人格権等の問題が発生し、知的財産の取り扱い云々でドロドロの争いとなりお祭りムードに水を指したのは、デザイン業界に片足だけでも在籍したものなら誰でも知っている。

チーバくんは、形状が、千葉県の形をしている。チーバくんの外見的アイデンティティは、それ以外にまったくない。よって、これを不法に利用しようと思っても、色を変えるぐらいしか思いつかなくて、走っている姿や戦っている姿を作ってしまっては、チーバくんはチーバくんでなくなり、ただの落書きになる。
千葉国体実行委員会は、なかなか戦略的である。千葉県の形は一つしかないから、誰がチーバくんを利用してもイメージが崩れることはない。
ただ一点問題なのは、着ぐるみ、とのことである。
チーバくんは、微妙に後ろに傾いた姿勢で立たなくてはならない。
着ぐるみの中にいる人は、腹筋、背筋に非常な負担をかけるため、一時間ともたない。
そのことが、イベントのスケジュール等に影響をしているらしい。
スタッフのAさんは、「一度腹筋が痙攣し、後ろむきに倒れた。子どもたちはそれを見て、『ああー千葉県死んじゃった』と言ってました。チーバ君はたんなるマスコットではなく、千葉県そのものを体現している存在。」と話してくれた。
今後との展開に目が離せない。

2 件のコメント:

匿名 さんのコメント...

あああ・・・一回コメント書いたのにブラウザが落ちた。
ひこにゃんはともかく、このマスコット、真似されたりしないような気がする・・・。
もう少し何とかならなかったんでしょうかね、デザインとか。なんというか、ちょっと痛々しい。
ちなみに、千葉県民の自分は、知りませんでした。

あと、遅くなりましたが、リンク完了のご報告を。
今後ともよろしくお願いします。

Hiroshi Tanioka さんのコメント...

Suicaのペンギンと同じ作者らしいからね。「先生さすがです」とかいって、いくら支払ったのかしらないけど、チーバ君。
千葉県に住むふしぎな生き物、っていう設定もどうかと思うよね。笑